新宿区にある看取りまでしてくれるおすすめ老人ホーム一覧

新宿区にある看取りまでしてくれる老人ホームをまとめました。

新宿区及び近隣エリアには看取りまでしてくれる老人ホームやターミナルケア可能な老人ホームが複数あります。

この記事では、新宿区で今すぐ入れる看取り可能な老人ホーム及び、ターミナルケア可能な老人ホームを厳選してご紹介しています。

施設選びの際に各施設の資料確認は必須です。以下の「新宿区の看取りまでしてくれる老人ホーム一覧」で気になる施設があれば、まずは資料請求（無料）をしてみましょう。

看取りとターミナルケア可能は違うの？

看取りとターミナルケアの違いは医療行為を行うのか、行わないのかにあります。

ターミナルケアは、点滴や酸素を使用した医療行為が行われますが、看取りは、食事の介助や排せつの介助など、介護を行う事がメインになります。

無理な治療は行わず、人生の最期を身体的苦痛や精神的苦痛が伴わないよう支援していく期間が看取りになります。

看取り可能な老人ホームでできることは？

看取り期間に老人ホームで出来ることは大きく3つに分かれます。

身体的なケア

1つは、身体的なケアになります。全身を綺麗に保つために清拭を行ったり、床ずれにならないように姿勢の調整を行う、排泄や食事の介助を行うことになります。

・ 食事、排せつ、口腔管理
・ バイタルサインの管理
・ 体位交換(褥瘡のケア)
・ 栄養、水分補給
・ 苦痛の緩和
・ 居室の環境整備
・ 居室の定期的な巡回

精神的なケア

2つ目は、精神的なケアになります。入居者ご本人の体調に合わせてコミュニケーションを取る時間を設ける、最期を迎えつつある事に恐怖心や不安感がある場合には家族との時間を用意する、何か喜んでもらえるようなサポートをするなど生活の質を落とさない為の環境を提供することを行います。

ご家族のケア

3つ目は、ご家族のケアになります。ご家族の方にとっても身内に最期が近づいている状態は、つらく苦しいものです。そんな時に、家族の精神的なサポートを老人ホームでは行っています。

ターミナルケア可能な老人ホームでできることは？

一方でターミナルケア対応の施設では以下のようなことを行うことが出来ます。

医療的ケア

1つは、医療的ケアになります。病状や日常生活の状態によって痛みが伴うことがあるため、投薬によって痛みの緩和を図る事を行ったり、食欲が低下して口から食べることが困難となってきた場合には、点滴を行ったり、胃に直接栄養を入れるために胃ろうを使用します。また、看取りの場合と同様に一般的な介護も行っていただけます。

 ★医療ケアの代表例

インシュリン投与、ストーマ・人工肛門、たん吸引、ペースメーカー、胃ろう、気管切開、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、在宅酸素、中心静脈栄養、人工透析、尿バルーン、鼻腔経管、褥瘡(とこずれ)、人工呼吸器

 ※これらの行為がターミナルケア対応のすべての施設で対応できるわけではなく、施設によって対応可能なケアが異なります

精神的なケア

2つ目は、精神的なケアになります。最期を迎えるにあたっての不安感や、恐怖心を和らげるようにサポートしています。施設職員とお話するだけでなく家族や友人と話したり、趣味の時間を作る事が出来ます。

社会的ケア

3つ目は、社会的ケアになります。こちらは医療費などの金銭的な問題を解決するサポートなどをしています。ご家族やご本人が不安とならないようにソーシャルワーカーとお話することが出来ます。

看取りまでしてくれる介護施設の種類とは？

看取りを行っている施設は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設があります。最近では有料老人ホームなどの民間施設でも看取りを行っている施設が増えてきています。以下がそれぞれの施設の特徴や受け入れ条件になります。

1. 特別養護老人ホーム
   1. 年齢：65歳以上
   2. 要介護：要介護3以上
   3. 認知症：相談可
   4. 特徴：介護を必要とする方に対して、医療サービスや介護サービスが提供される
2. 介護付き有料老人ホーム
   1. 年齢：60歳以上
   2. 要介護：要介護1～要介護5
   3. 認知症：相談可
   4. 特徴：個別の住居空間と共用のリビングスペースがあり、必要な介護サービスや生活支援が受けられる
3. 住宅型有料老人ホーム
   1. 年齢：60歳以上
   2. 要介護：自立している方から要介護の方まで幅広く対応
   3. 認知症：一部の施設で対応可能
   4. 特徴：施設では生活支援サービスを提供し、必要に応じて外部の介護サービスが利用できる
4. サービス付き高齢者向け住宅
   1. 年齢：60歳以上
   2. 要介護：自立から要介護1～2
   3. 認知症：一部の施設で対応可能。
   4. 特徴：位置づけは高齢者の賃貸住宅になり、安否確認や生活支援サービスを行っている
5. 介護老人保健施設
   1. 年齢：65歳以上
   2. 要介護：要介護1～5
   3. 認知症：対応可能
   4. 特徴：介護を必要とする方の自立を支援する施設で日常生活の支援、リハビリテーションなどを行っている

施設によって条件が異なることがあるので、詳しい情報を知りたい方は資料請求をして詳細を確認するようにしましょう。

新宿区の看取りまでしてくれる老人ホームの費用相場

※みんなの介護・Lifull介護に記載されている、新宿区の看取りまでしてくれる老人ホームの平均値から算出して記載しています。

新宿区にある看取りまでしてくれる老人ホーム3選！

※新宿区にある看取り相談可能な老人ホームから、入居金、月額費用・条件等を勘案し３候補を厳選しています、その他の施設については以下もご参考ください

新宿区にある看取りまでしてくれる老人ホーム比較一覧

※グループホーム：グ、サービス付き高齢者向け住宅：サ、住宅型有料老人ホーム：住、介護付き有料老人ホーム：介、高齢者向け住宅：高、ケアハウス：ケ、特別養護老人ホーム：特

各施設の条件などは資料請求にて詳細を確認してください

新宿区のターミナルケア相談可の老人ホーム10選！

以下に新宿区のターミナルケア相談可能な老人ホーム・介護施設を１０選記載しています。気になる施設があればまずは資料を請求して施設の詳細を確認してみましょう。

グランダ目白・新宿

アリア哲学堂

アリア代々木上原

グランダ初台

メディカルホームまどか哲学堂

リハビリホームグランダ要町

アリア六本木

ココファン四谷

サニーライフ東京新宿

介護付き有料老人ホーム せらび新宿

有料老人ホームの看取りの条件とは？

・常勤の看護師を1人以上配置し、24時間連絡できる体制を確保していること

・看取りに関する研修を行っていること

・看取りを行う際に、個室や静養室の利用ができること

・看護職員、病院または診療所、指定訪問看護ステーションのいずれかの看護職員と連携し、24時間連絡できる体制が整っている

・看取りに関する指針を定め、施設への入所にあたっては入所者とご家族にそれを説明して同意を得ている

ご家族から看取りをしてもらうために必要な条件は存在しません。

施設が看取りを行っている場合は、これらの内容がクリアされている事が条件となっています。実際に施設を見学して施設職員に質問をしたり、体験入居をして問題がないかを確認してみましょう。

看取り可能な有料老人ホームを選ぶ際のポイント

看取り可能な有料老人ホームを選ぶ際のポイントは3点あります。

1、24時間看護師が常駐しているのか、訪問看護の体制が整っているのか

2、看取りの実績があるのか

3、家族と施設間の連絡体制は整っているのか

1つ目は、24時間体制で看護師が常駐しているのか、訪問看護の体制が整っているのかを確認しましょう。日中は看護師が常駐していても夜間に看護師が不在の場合もあります。そういった場合は、訪問看護ですぐに対応することが可能なのかを確認しておくことで24時間安心して過ごすことが可能になります。

2つ目は、看取りの実績があるのか確認をしましょう。看取りを行っている実績がある施設は、看取りを行う体制が整っている可能性が高いです。もし、看取り実績が少ない施設の場合は実際に入居者に何らかの急変が起きた時にどういった対応を取っていただけるのか確認をするようにしましょう。

3つ目は、ご家族と施設との連絡体制は整っているのか、家族が亡くなった後の対応がどう行われるのかについて確認をしましょう。施設からすぐに連絡をしてもらうことはできるのかを確認することでご家族はどういった対応をすることが出来るのか把握できるようになります。また、亡くなった後の対応がどういった手順で施設内で行われるのかを確認しておく事も必要です。

特養は看取りできないの？

特別養護老人ホームでは多くの施設が看取りを行った実績があります。そのため、特別養護老人ホームで看取りをしてもらうことは可能です。しかし、特別養護老人ホームは、費用的にも安価な施設が多いため人気度の高い施設になります。看取りに限らず、入所するまでに数か月待ちという可能性が高くなります。

老人ホームでターミナルケア、看取りにかかる費用は？

ターミナルケアや看取りのために追加でかかる費用は月々数万円程度になります。これはターミナルケアで行った身体的ケアや、精神的ケアを行った分の費用が該当します。そのため、老人ホームで発生している月額費用に数万円多く支払う金額があると考えておくと良いでしょう。

また、医療費は原則75歳以上の方は自己負担割合が収入によって1～3割になります。医療費が高額だった場合は、高額医療費制度を活用して自己負担限度額を超えた分払い戻しをされる可能性もあります。なので、医療費の自己負担限度額がいくらなのかを確認しておく必要があります。

費用に関して不安のある方は、ケアマネジャーなどに確認して費用を抑える制度が活用できるかを相談してみましょう。

新宿区の看取り可能な老人ホーム等に関する疑問と回答

以下に看取り・ターミナルケア可能な老人ホームに関するよくある質問と回答をまとめました。

Q1：看取りの状態とはどういう状態ですか？

看取りの状態とは、無理な治療は行わずに自然な形で亡くなっていく過程を見守っていく状態になります。

Q2：看取りとはどういう施設ですか？

看取りとは、入居者が亡くなる最期までその施設で過ごすことができる施設になります。特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームが該当します。

Q3：看取り介護は何日までが対象ですか？

看取りに関する明確な期間は存在しません。看取りは医師による病状の把握とご家族の希望によって開始されます。平均10日～100日になります。

Q4：高齢者の看取りはどこでできますか？

看取りは病院、施設、自宅と様々な場所で行われています。

Q5：ターミナルケアとはどんな医療？

痛みの緩和を目的とする投薬や、栄養摂取のサポートをするために点滴や胃ろうを活用した医療を行っています。

Q6：ターミナル状態とはどういう状態？

無理な延命は行わないような医療行為を行っている状態がターミナルケアになります。開始のタイミングについてはご家族の判断となります。

Q7：ターミナルケアの対象となるのは？

ターミナルケアの対象となるのは、病院での治療によって回復が見込めない方が対象になります。

Q8：ターミナルケアとエンゼルケアの違いは何ですか？

ターミナルケアは終末期とも言われており、亡くなる前の人生の最期の期間を指すのに対して、エンゼルケアは亡くなった後に行われるケアの総称を指します。

Q9：ターミナルケアの医療費はいくらですか？

老人ホームでのターミナルケアにかかる費用は、身体的ケアや精神的ケアを行った費用になります。月々数万円程度になります。